正しいリサーチ、できてますか?
え、リサーチって情報を調べるだけでしょ?
ちょっと待った!リサーチにも正しい手順があるんだよ!
正直「えっ?そんなに大事なの?」と思った人もいるでしょう。私も当初は執筆ばかりしていました。
この記事ではリサーチの正しい手順と、リサーチ力を上げるコツを紹介しています。
Webライターをいまから始めたい!という人はこちらの記事をどうぞ。
もくじ
Webライティングにおけるリサーチの正しい手順
Webライターに意識してほしいリサーチの手順は、以下の5つです。
この5つのステップに沿っていけば、効率よく記事が書けます。
キーワードを検索する
まずは書くべきキーワードをGoogleで検索します。
検索結果で上から1~10位の記事を読んで、キーワードについてどう書かれているかを見ます。
上位にある記事は、「読者の悩みを解決する記事」だとGoogleに評価されている記事です。
つまりそのキーワードにおける優良な参考資料です。
意識してほしいのは、ここで見た「上位記事を超える記事を書くこと」です。
同じことを書くだけでは上位記事には勝てません。
あなたならどんな情報を付け足せるかを意識してみましょう。
ペルソナを設定する
どんな人の悩みを解決できる記事なのか、具体的にペルソナをイメージします。
ここで人物像を細かくイメージすることで、記事の内容がぶれません。
そのキーワードで悩んだ過去があるなら、あなた自身をペルソナにするのもありです。
そしてこのペルソナがどんな悩みを持っていて、どうこの記事が解決していくのかをイメージしてください。
ペルソナについて詳しく解説した記事はこちら。
構成を作る
本文を書く前に、まずは構成を作ります。
Webライティングにおける構成とは、「見出し案」のことですね。
先に見出しを決めることで、「必要な情報」を絞れます。
もちろんこの構成は途中で修正することもあります。
集めた情報によって見出しを追加したり、作り直したりすることもあるでしょう。
大事なのはあくまで「読者の悩みを解決するかどうか」ですから。
情報を集める
ここからいよいよ記事を書くのに必要な情報を集めます。
この段階では「とにかく情報を集めること」を意識してください。
その情報が正確かどうかはあとで判断します。
ですのでtwitterなどのSNSや、ほかの個人ブログからでもどんどん情報を集めましょう。
そして集めた情報を整理します。
そのとき「どの見出しに使うか」の基準で整理するとあとで記事を書きやすいです。
集めた情報の正確性を確認する
ここで先ほど集めた情報が正確かどうか確認します。
特にブログやSNSで集めた情報間違ったものもあるから注意!
信頼できる情報源は以下を参考にしてください。
- 政府機関が公開している情報(厚生労働省など)
- 企業の公式サイト
- 専門家が書いた記事やレビュー
- 調査機関による統計
- 自分で経験、体験した場合
もしこれらのサイトと違うことを言っているものがあれば、その情報は消しましょう。
うっかり記事に使ってしまうと、あなたの記事の信憑性が無くなってしまいます。
特に数字を使う情報は古いものも多いので、公的機関から最新の情報がでていないかチェックしておきましょう。
リサーチ力を上げる3つのコツ
効率よくリサーチを進めるために必要な3つのコツを紹介します。
信用できるリサーチ先の把握
新しい記事を書くときに「あ、この情報なら○○を調べるといいな」という風に引き出しを増やしておくイメージです。
例えばキーワード検索のときに「○○ go.jp」と入力すると政府機関が公表している情報を優先して表示します。
情報を集める段階のとき、まずここから調べるのもありです。
「○○ go.jp」は役に立つテクニックなのでぜひ活用しましょう!
一度調べた情報源を分野別にまとめておく
これも新しい記事を書くときに役に立つことです。
おすすめのやり方はGoogleドキュメントを使った方法です。
「副業 情報源」「転職 情報源」などのファイルを用意して、当てはまる情報のサイト名とURLをどんどんまとめておきます。
すると記事を書くごとにあなたのドキュメントには情報源が増えていきます。
ネットで同じ情報を見つけるよりよっぽど効率がいいでしょう。
本を読んで勉強をする
書籍は正確な知識を得るのにとてもいいアイテムです。
有料というだけあって、ネットで得られる知識より深いものが多いです。
もちろん本から得た知識の受け売りだけではダメですが、読むのと読まないのでは情報の説得力も変わってきます。
あなた自身の知識量を増やすことで、Webライターとして新しい分野での案件獲得にもつながるでしょう。
Webライターがリサーチ力をつけるメリット
正しいリサーチができるようになると、こんなメリットがあります。
正確な情報が発信できる
リサーチに時間をかけていくと「どの情報が正しいか」わかるようになってきます。
政府機関や企業といった信憑性のある情報をうまく活用すればよりよい記事が書けます。
これはWebライター以外でも、あなた自身が悩んで検索するときも役に立つテクニックです。
記事の構成がしやすくなる
たくさん情報を集めると、関連したキーワードがわかるようになります。
構成を考えるときは「キーワード+○○」が基本ですが、この引き出しが増えることで構成にかかる時間がぐっと短くなります。
時間短縮はもちろん、構成の質が上がることで自然と記事全体の評価も高くなるでしょう。
記事のクオリティが上がる
例えば上位記事の3つしか参考にしてない記事のクオリティはどうでしょう。
ほかの記事との差別化ができていませんよね。
しかし多くの情報を集めてまとめた記事は信憑性も高く、読者の悩みに寄り添っていると感じてもらえます。
より多くの情報を集めた人がよりよい記事を書けるのです。
まとめ:リサーチ力はWebライターの大きな武器!
Webライターにとってリサーチは、本文を書くことよりも大事なスキルです。
ここを妥協してしまうといい記事は書けません。
逆に言えば、リサーチさえしっかりしていれば本文の執筆はぐっと楽になります。
もしあなたが自分のリサーチに自信が無かったら、この記事に書いてある手順でやってみましょう!
リサーチ力の高いWebライターは、新規の案件もバンバンもらえるようになります!
Webライター初心者の人はあわせてこちらの記事もどうぞ!