ブログの見出しがうまく作れない…読まれる見出しってどうやるの?
今回はこんな悩みを解決します。
この記事の内容
- ブログにおける見出しの役割
- 見出しの正しい使い方
- 読まれる見出しの考え方
この記事を書いた人
こんな人におすすめ
- 見出しの書き方に自信がない
- 読まれる構成のヒントが知りたい
- 見出しにこだわるメリットが知りたい
ブログにおける見出しは読者にとってもちろん大事ですが、検索エンジンにとっても重要な要素です。
Googleは記事を評価するとき、見出しの内容も重視しています。
「いままで見出しはなんとなく考えてた…」
という人はこれを機にあなたのブログの見出しを「読まれる見出し」にバージョンアップしましょう!
>>早くコツだけ知りたい!という人はこちら
もくじ
ブログで見出しが重要な理由4つ
なぜブログにおいて見出しが重要といわれているのか?その理由は4つあります。
1つずつ解説します。
理由①:Googleに情報を伝えるため
Googleは記事の見出しを認識して、記事全体の構成を把握しています。
つまり「この記事はこういう内容ですよ」というのを見出しで伝える必要があります。
たとえばこの記事なら
- ブログで見出しが重要な理由4つ
- ブログでの見出しの正しい使いかた
- 読まれるブログ見出しの書きかた5つのコツ
このような見出し構成になっていて、「何が書いてあるか」が見出しを見るだけで伝わるよう意識しています。
無理やりキーワードを入れて不自然になってしまうのはよくありませんが、Googleにも読者にも「何についての記事なのか」伝えるのはとても大事です。
理由②:読者にわかりやすくするため
見出しを使うことで記事を読みやすくできます。
たとえば以下の画像をご覧ください。
どこが文章の区切りかわかりにくく、読者も記事を読みにくいと感じてしまいます。
見出しをしっかりと設定して修正したものがこちらです。
一見文字の大きさが変わっただけですが、見た目的にも見やすさが違いますよね。
見出しを作ることで読者は知りたい情報を選ぶことができ、私たちも伝えたい情報をわかりやすくまとめられます。
理由③:記事を書きやすくするため
先に見出しを作っておくことで、そのあとの記事のライティングがぐっと楽になります。
いきなり本文を書くのは大変ですが、見出しが先にあれば書きやすくなります。
見出しを先に書くと…
私がブログを始めたころはいきなり本文を書いていて、1記事4~5時間ほどかかっていました。
見出しを先に作るようになってから時間も削減できて、いまでは1~2時間ほどで書けるようになりました。
記事を書き始めるときは、先に見出しを作っておくことをおすすめします。
理由④:目次を作るため
ブログの見出しがそのまま目次になり、読者が情報を探しやすくなります。
読者はこの目次から知りたい情報を探し、クリック(またはタップ)することで自分の求めている情報に直接アクセスができます。
見出しがない記事では上からスクロールしていかねばならず、読者にストレスを与えてしまいます。
その結果読者の離脱率が上がり、記事はまったく読まれません。
そのため見出しのタイトルはわかりやすい文章で書く必要があります。
ブログでの見出しの正しい使いかた
見出しは記事のクオリティを高める重要な要素ですが、ただ使えばいいというわけではありません。
ここでは初心者に向けて見出しのルールを改めて説明します。
「そんなのわかってるよ!」という人も再確認のためにいま一度チェックしましょう。
- h1~h6までの階層を守る
- h1はタイトルのみに使う
- h2にはキーワードを入れる
それぞれ詳しく解説します。
①:h1~h6までの階層を守る
見出しのタグは全部で6種類あり、それぞれに1~6の数字が割り振られています。
- h1
- h2
- h3
- h4
- h5
- h6
Googleが記事の見出しを認識するときは、数の小さいh1から重要度が高いと判断して評価しています。
見出しタグは数字の小さいものから使う
見出しの階層が守られていない記事はGoogleの評価を落とし、検索順位を下げてしまいます。
まず見出しの使いかたのいい例から紹介します。
ご覧のようにh2のタグの下にはh3を使っており、階層が守られています。
つぎにh2を使うときは別のテーマになっているのでこれなら問題ありません。
続いて悪い例を紹介します。
画像のようにh2をあたかもh3と同じ役割で使うような使いかたはNGです。
見出しを使うときは順番に気をつけましょう。
②:h1はタイトルのみに使う
h1の見出しタグはタイトル専用で、本文には使いません。
- h1:タイトルに使う
- h2:本文に使う
- h3:h2の補足で使う
このように見出しタグにはそれぞれ役割があって、h1はタイトルのみに使います。
ポイント
見出しのタグはh2~h3までで十分です。(この記事はh4まで使っていますが…)
この2段階までで記事の情報をまとめると目次もわかりやすく、文章も伝わりやすくなります。
③:h2にはキーワードを入れる
h2タグの見出しには、その記事のキーワードを入れましょう。
たとえばこの記事のキーワードは「ブログ 見出し」なので
- ブログで見出しが重要な理由4つ
- ブログでの見出しの正しい使いかた
- 読まれるブログ見出しの書きかた5つのコツ
このようにキーワードを入れた見出しのタイトルにしています。
先ほども書きましたがGoogleは見出しで記事の内容を判断・評価しているので、h2の見出しには積極的にキーワードを入れるのをおすすめします。
読まれるブログ見出しの考えかた5つのコツ
書きかたやルールはわかったけど、どうやって見出しを作っていけばいいの?
見出しの出来次第で「読まれる記事」になるかどうかが変わってきます。
ここからは「読まれる記事」にするために見出しを考えるコツを紹介します。
1つずつ詳しく解説します。
コツ①:キーワード選定をする
まずは記事で使うキーワードを選びます。
キーワード選定は記事を作るとき最初にする作業であり、最も大事なものです。
キーワード選定のメリット
- SEO評価の高い記事が書ける
- 記事を書きやすくなる
- 読者のニーズがわかる
私がキーワード選定で使うツールはキーワードプールです。
>>キーワードプールはこちら
このようにツールを使って「検索されているキーワード」を見つけることで、読まれる記事を書くための第一歩を踏み出せます。
キーワード選定はとても重要なので、記事を作るときはまずここから取り組んでください。
【初心者必見】キーワード選定のやり方を基礎からわかりやすく解説【無料ツールでOK】
コツ②:読者をイメージする
あなたの記事を必要としている人はどんな読者かイメージします。
たとえば記事のキーワードが「ブログ 始め方」だとしたら
- ブログに興味がある
- おすすめのレンタルサーバーが知りたい
- 副業で稼ぎたい
このような読者をイメージしますよね。
読者のイメージはなんとなくではなく「誰か1人」を思い浮かべるとイメージしやすいですよ。
とはいえ書き手に都合のいい読者をイメージしても意味がないので注意しましょう。
>>ペルソナ設定の重要性を知りたい人はこちら
コツ③:読者のニーズを考える
実は読者のニーズには2種類のものがあります。
- 顕在ニーズ:そのキーワードで検索した直接的な目的
- 潜在ニーズ:その先にある隠れた欲求や知りたい情報のこと
ブログの記事を書くときはこの2種類のニーズを把握する必要があり、特に潜在ニーズを満たすような記事が書けると読者の満足度が上がります。
先ほどの「ブログ 始め方」での読者のニーズは
- 顕在ニーズ
→ブログを始めてみたい
→ブログにかかる初期費用が知りたい
→おすすめのレンタルサーバーが知りたい - 潜在ニーズ
→ブログで稼いでみたい
→稼げる副業が知りたい
→本当にブログで稼げるのか知りたい
このように挙げられます。
顕在ニーズを満たす記事は比較的簡単に書けますが、潜在ニーズを満たす記事はなかなか難しいです。
キーワード選定をしたあとは2つのニーズを洗い出し、どんな内容の記事にするべきか戦略を立てながら書きましょう。
>>ニーズについて詳しい解説はこちら
コツ④:上位記事の見出しをチェックする
あなたが書くキーワードを決めたら、そのキーワードで実際にGoogle検索をします。
そして上位10記事の見出しをチェックしてください。
- どんな風にキーワードを入れているか?
- 各見出しのボリュームは何文字ぐらいか?
- わかりやすい見出し構成になっているか?
上位の記事からはたくさんのことが学べますが、見出しも例外ではありません。
Googleに評価されている記事は見出しにも素晴らしいヒントが隠されています。
コツ⑤:構成を作ってみる
ここまできたら実際に見出しを使って、記事全体の構成を作ってみましょう。
慣れるまではh2のみで構成を作って、慣れてきたらh3も取り入れていきましょう。
「ブログ 始め方」で構成を作ると以下のようになります。
- h2:WordPressブログを始める前に
h3:WordPressでブログを始める理由
h3:WordPressブログに必要な3つの要素
h3:WordPressブログのメリット・デメリット - h2:WordPressブログの始め方
h3:ステップ1:サーバーに申し込む
h3:ステップ2:申込内容を入力する
h3:ステップ3:申込内容を確認する
・
・
・ - h2:WordPressの初期設定
- h2:WordPressブログ初心者のQ&A
このように構成を作っていけばあとで本文を書きやすくなり、読者に届けたい情報を伝えやすくなります。
まとめ:見出しは記事の要!妥協せずに作ろう
記事の骨組みともいえる見出しですが、正しい使い方を知らずに記事を書いていた人も多いのではないでしょうか。
見出し作りを失敗してしまうと記事全体の評価が下がってしまうので、ここはしっかりと時間をかけて作っていきましょう。
逆にいえば見出しさえ整えてしまえば執筆がスムーズですし、テーマから脱線もしにくいです。
- キーワード選定をする
- 読者をイメージする
- 読者のニーズを考える
- 上位記事の見出しをチェックする
- 構成を作ってみる
今回紹介した5つのコツを使って、「読まれる記事」のための見出しを作ってください!
そうすればあなたの記事がどんどん上位に表示されるようになるはずです。