あなたの記事、その書きかたで大丈夫!?
Webライターは人気の副業として近年注目されています。
ですがいざ挑戦するとなると悩みもでてきますよね。
Webライティングはその名の通りWeb上に記事を書きますが、たくさんの人に読まれる記事にはWeb特有の書きかたや特徴があります。
今回はそんな「読まれる記事」の書きかたを現役Webライターの筆者が解説します。
初心者Webライターはもちろん、伸び悩んでいる中級者の人にもおすすめな内容です!
もくじ
【基礎編】Webライターとして「読まれる記事」を書くステップ6つ
まずは基礎知識として、「読者に読まれる記事」にするためのステップを6つに分けて紹介します。
1~6までの各見出しの中で注意点などを詳しく解説しているので、気になるポイントがある人はジャンプしてください。
記事のテーマを決める
まず「何について書くのか」を明らかにします。
え、でもそんなの決まってるから書くんだよね?
その通りですが、ここがふわっとしたまま記事を書き始めると「誰に何を伝えたいのか」わからないままになってしまいます。
例えば「Webライターについて記事を書こう!」とあなたが記事を書くとします。
情報をたくさん盛り込みたい気持ちもわかりますが、それでは情報量が多すぎて「読まれる記事」とは言えません。
この場合「Webライターの何について書きたいのか?」しっかりと最初に決めておくことが大切です。
そのテーマは読者の悩みを解決しているか?
記事のテーマを決めるときに1番考えてほしいのが、そのテーマは「読者の悩みを解決する」ものかどうかです。
私たちWebライターは読者に検索、またはSNSなどからの流入で記事を読んでもらいます。
あなたが書く記事は「どんな人のどんな悩みを解決できるのか」改めて考えてみましょう。
タイトルを考える
記事のタイトルは最も重要と言ってもいいでしょう。
本文を書き終わってタイトルに違和感があればきちんと修正しよう!
あなたの記事がクリックされるかどうかはタイトルにかかっています。
あまり本文とズレのあるタイトルの記事はGoogleの評価も低くなってしまうので注意しましょう。
記事の構成を作る
次に記事の構成を考えます。
この記事を例に構成の作り方を簡単に解説しましょう。
まず大枠となるh2の見出し案を作ります。
■導入文
■【基礎編】Webライターとして「読まれる記事」を書くステップ〇つ
■【応用編】Webライターにやってほしい「読まれる記事」を書くための〇つのコツ
■Webライターが記事を書いたあとにやってほしいこと〇つ
■まとめ
※この段階では「〇つ」の部分は固まっていないのでそのままでOK
次にh3の見出しをつけます。
h3の見出しをつけた構成が以下の通りです。
■導入文
■【基礎編】Webライターとして「読まれる記事」を書くステップ6つ
□記事のテーマを~
□タイトル~
□記事の構成~
□本文~
□まとめ~
□導入文~
■【応用編】Webライターにやってほしい「読まれる記事」を書くための5つのコツ
□PREP法を~
□なぜこの記事を~
□とことん読者目線~
□読みやすい文章~
□タイトルに~
■Webライターが記事を書いたあとにやってほしいこと3つ
□何回でも~
□コピペチェック~
□著作権のルール~
■まとめ
※h3(見出し3)については一部省略しています。
この記事ではいくつかh4(見出し4)がありますが、これはh3(見出し3)が長くなりそうならその都度付け足す感じでも問題ありません。
ここで気をつけてほしいことは2つです。
結論の見出しを上に持ってくる
よくビジネスの世界で「結論ファースト」という言葉を聞いたことはありませんか?
Webライティングも同じで、「結論から書く」ことをとても重要視しています。(PREP法を詳しく解説した章はコチラ)
読者の知りたい情報、つまり悩みを解決するためのメッセージは上のほうに持ってきましょう。
1見出し1メッセージ
見出し1つでいろいろな情報を伝えるのはNGです。
あくまで見出しの内容に沿った情報のみ書くようにしましょう。
どうしても伝えたいことが多くなってしまうのなら、見出しを増やすか小見出しを下につけて話を広げるのがおすすめです。
本文を書く
いよいよ本文を書きます。
これは本文に限りませんが、書くときのポイントを以下にまとめました。
あとはほかの人のブログを参考にするのもおすすめです。
検索順位が上位の人はそれだけGoogleに評価される「書きかた」を知っている人です。
特に最初のうちは「成功者から学ぶ」ことは立派な勉強ですし、得るものも多いでしょう。
まとめを書く
記事のまとめ文を書く目的は3つです。
- 本文の内容を要約する
- 記事の結論を改めて伝える
- 読者に行動を促す
本文の内容をすべて覚えてくれる読者なんていません。
ですので最後のまとめ文では、あなたが読者に「これだけは知っておいて!」という情報を簡単にまとめます。
まとめ文でおすすめしない表現
まとめ文を書くときにこんな表現を使っていませんか?
「思います」と最後に書いてしまうと、記事全体を否定している様に聞こえちゃうから注意!
導入文を書く
導入文はタイトルの次に重要で、読者が本文を読んでくれるかどうかは導入文の出来次第です。
なんで導入文を最後に書くの?
本文の内容によって導入文が変わるからなんだよ!
導入文は「この記事を読めばこんなことがわかる」ということを冒頭に知らせるものです。
ほかにも導入文で気をつけるべきポイントがいくつかあります。
記事の信憑性と権威性
Googleに評価され、多くの読者に読まれるには権威性も大切です。
例えばこの記事も私が現役のWebライターではなく、ただの飲食店の店員だったらどうでしょう?
恐らく記事は信用されず、おのずとGoogleの評価も低くなってしまうでしょう。
いまでは「何が書いてあるか」と同じくらい「誰が書いたか」も重要です。
あなたが記事を書くときも、導入文であなたの肩書をアピールしましょう!
【応用編】Webライターにやってほしい「読まれる記事」を書くための3つのコツ
では記事の書きかたがわかったところで、さらにレベルアップするためのコツをご紹介します。
それぞれ詳しく解説します。
PREP法を意識する
Webライティングの基本の書きかたは「PREP法」がおすすめです。
PREP法を使った例文をご紹介しましょう。
結論:子供を叱るときに「体罰」を使ってはいけません。
理由:なぜなら体罰により子供が反抗的になり、子供は「体罰は問題解決法の1つ」だと理解してしまいます
具体例:子供が大人になったら「体罰」で問題を解決しようとする可能性があります。
結論:ですので子供に「体罰」を使って叱ることはよくありません。
正直な話、すべての文章をPREP法に当てはめることはできません。
ですが基本的な文章の構成としてPREP法を覚えておけば、よりわかりやすい文章が書けます。
読みやすい文章の共通点を知る
それぞれダメな例文といい例文を使いながら解説します。
漢字とひらがなのバランスに気をつける
漢字とひらがな、どちらかに偏った文章は読者にストレスを与えてしまいます。
特に漢字が多すぎると固い印象があり、より読みにくいです。
ひらがなも駆使するとより読みやすい文章が書けます。
「、」と「。」の使いかた
- 一文に「、」と「。」は一個ずつ
- 「。」を使ったら改行する
この2つを意識するだけで読みやすさがUPします。
一文が長すぎると読みにくく、伝えたい情報がどれなのかもわかりにくいです。
箇条書きを使う
一文に伝えたい情報がたくさんあるときはリスト機能を使って箇条書きにしましょう。
まとめられる部分は積極的にリスト化すると読みやすいです。
箇条書きを使うときはなるべく「表現を揃える」のも意識してみましょう。
「名詞」なら「名詞のリスト」、「~する」のように動詞を使うならほかも動詞で揃えるとよりGOODです。
タイトルにこだわる
タイトルはあなたの記事が読まれるかどうかの判断で1番重要な部分です。
ただキーワードを並べたタイトルや、内容とズレがあるのもよくありません。
「タイトルを考える」で紹介したコツを使って、思わず目を惹くタイトルを作りましょう。
よければ私のほかの記事のタイトルもぜひ参考にしてください!
Webライターが記事を書いたあとにやってほしいこと3つ
いざ記事が書き終わって一安心…というわけにはいきません。
記事を納品、公開する前にまだやってほしいことがあります。
何回でも見直す
とにかく公開前に何回も見直しましょう。
具体的には何を見ればいいの?
正直挙げていったらキリがないです。
慣れないうちはまず上の3つから見直しましょう。
自分で見直すときは1日経ってからなど、時間をおいて見直すのがおすすめです。
家族や友人などに記事を見てもらうのもありです。
文章作成アドバイスツール【文賢】 というツールもおすすめです。
読みやすさやわかりやすさのチェックや、誤字脱字や間違った日本語の使いかたまで指摘してくれる便利なツールです。
- まだ書きかたに自信がない!
- もっとライティングスキルを上げたい!
という人におすすめです。
コピペチェックをする
これは特にクライアントに記事を納品する人は要チェックです。
コピペ率が高いと判断された記事はGoogleの評価も低く、その記事を載せたメディアも当然評価が下がってしまいます。
クライアントによってはコピペチェックの結果を重視するので、自分でもチェックできるようにしましょう。
あなた自身のブログの記事でもコピペチェックはやっておいて損はありません。
著作権のルールを守れているかチェックする
引用や出典のルールをきちんと守っているか確かめましょう。
著作権の侵害は立派な犯罪なので、記事を書くときは細心の注意を払います。
あなたに悪気がなくても思わぬトラブルを引き起こすこともあります。
記事の公開や納品前は必ずチェックしましょう。
まとめ:書き続けることが上達の1番の近道
記事を書くステップはこの6ステップです。
そして、より読まれる記事にするコツはこちら。
- とにかく書くのが苦手
- 何から始めればいいかわからない
もしあなたがこんな風に悩んでいたら、まずこのステップとコツに沿って書いてみましょう。
記事をたくさん書くうちにライティングスキルはどんどん上達します。
今回紹介したステップを実践し、「書けるWebライター」を目指しましょう!